2014年12月12日
畦布集落について
【畦布】(アジフ) 〔世帯〕109〔人口〕293
島の北東部の海岸沿いにあり、その名の由来は
琉球時代の支配者按司府が置かれいたので、
その名が付けられたという説と、アジフは味生、
味原のことで、草木の群がり生得るという意味
の「アジフ」から発生した地名とも言われている。
海岸には湾川(ワンジョ)水源地、ワンジョ海岸
の海水浴場、ソテツジャングルなどがある。
森家庭園には樹齢500年ともいわれるソテツ老樹がある。
また速水・森家には祝女の素晴らしい遺品がある。
ワンジョドマイと伊延の間にある運崎岬の運浜の
南岸の断崖の下に自然岩石を掘って造られた
トウール墓がある。畦布周辺には十数墓があり、
和泊町文化財に指定されている。
畦布集落は祖先が残してきた「字伝承舞踊」の
伝承保存につとめている。また畦布の「獅子舞」
「センスリ節」は和泊町文化財になっている、
「獅子舞」は勇壮かつ獅子が激しく踊る姿は見る人を
圧倒する。
いろいろ引用させてもらう永吉毅先生(明治42年生)
は畦布の方で、「沖永良部島地名考」はじめ
「沖永良部郷土読本」「島嶼町村制時代の和泊村内法」
「和泊町史(編集委員)」などを書かれている。
神戸沖州会HPより
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