2013年09月18日
沖永良部島集落巡り 大城
【大城】(フーグスク) 〔世帯〕76〔人口〕167
大城に100年以上の歴史をもつ大城小学校がある。
平成10年に100周年を迎かえ盛大に式典が行われた。
この校庭にはこじんまりしたガジュマルがある。
明治10年に根折・玉城・皆川学校が発足したが。
明治32年に統合され「大城尋常小学校」となり、現在に
至っている。その時の生徒数は181人である。
大城は町の南西部に位置し、集落は北方の越山を
水源地として南流する石橋川沿いに形成されている。
昔は稲作の水田地帯で、現在は畑作中心で地盤整備
により、農業環境も整い、縦横に張られたパイプに
より畑地灌漑が容易になった。サトウキビ、ソリダコ、
キク、ジャガイモが盛んに栽培されている。
和泊町誌民俗編に各集落の雑用水の項がある、大城は
水に恵まれ、こう記されている「ホー二ゴー・マーシンゴー
アサト・タビラゴー・ハナゴーなどの水を使用したが
水質も水量も良好で、あまり苦労しなかった』と、
また全島口説に大城が出ていない何故か・・・和泊村の
シマ口説の5番にはこうある『砂糖の出来しは玉城村
籾の出来ゆしは大城 茣蓙ぬ出来ゆしは皆川・古里』
大城は水に恵まれ稲がよく取れたとことである。
沖州会コラムより
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