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2012年01月25日

龍郷町の環境教育シンポジウムについて

龍郷町の環境教育シンポジウムについて

南海日日新聞より

 奄美群島の自然を生かした環境教育の方向性を考える環境教育シンポジウム(龍郷町教育委員会主催)が3日夜、龍郷町であった。国や地元の研究者ら約60人が参加。奄美の世界自然遺産登録も視野に、次代を担う子どもの探究心や創造力を育む手法として、身近な自然を教材に地域で活動して課題を地球規模で考えるアースシステム教育が提案された。行政と民間の連携拡充を求める意見も出た。
 同町教委は「持続発展教育」(ESD)の取り組みで、地元の専門家を講師に奄美の豊かな自然や文化を科学的な視点で体験学習し、知識と探究心や感性を磨く「子ども博物学士講座」などの環境教育を推進しており、シンポジウムもその一環で開催。活動を指導する国立教育政策研究所・教育課程研究センターの五島政一総括研究官がアースシステム教育を提案した。
 五島総括研究官は、科学的探究心を深めるアースシステム教育の指導方法について①地域の自然で課題を発見(野外学習)し、課題をグループで協力して探求する学習を展開する②課題に関する資料や情報をインターネットで世界から収集したり、コンピューターを利用したりして学習する―などを挙げた。
 また、アースシステム教育の一つに環境教育を挙げ、「科学は、人間が生きる上で大事な感性と感動を育む。自然の美しさと不思議さと畏敬の念、学問の楽しさを体感させ、奄美に愛着と誇りを持つ子どもを育てよう」などと呼び掛けた。
 シンポジウムは「持続可能社会をめざした奄美の10年を考える夕べin知の噴火口 龍郷」がテーマ。奄美の動植物を研究する地元各種団体の代表が希少種や進化を遂げた固有種も示しながら「生物の進化の理解は心の教育につながる」などと意見発表、世界的価値を持つ生物の多様性を次代へ引き継ぐために「行政と民間の連携を拡充した環境教育や外来種対策の推進が必要」との声もあった。



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